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暫く歩き……
「………おお?レイジ見っけ!」
目線の先にはレイジとユキヒメ
「…ちょうどアルティナの家から出たところか?」
ユキヒメ「レイジ、いったいどういうつもりだ?こんなに慌てて出かけたところで、あの者が見つかるわけでもあるまい。
それよりはアルティナの家で
しばらくやっかいになり、
じっくりと力を蓄えるべきではないのか?」
レイジ「わかってる! そんなこと、
俺だって頭じゃわかってるんだ。
でも……だけど……おっとっと!?」
ユキヒメ「言わんことではない……。
足がふらつくのだろう?
まだ、体が本調子ではないせいだぞ、
このような時、先代であれば
決して焦らず、じっくりと時を待つはずだ。だからお前もそれを見習ってだな……。」
レイジ「だから、オレは先代とは違うっての。何度言ったらわかるんだよ。
とにかく、オレはオレのやり方で行く!」
ユキヒメ「ふぅ……やれやれ。仕方のない奴だ。どうやら付き合うしかなさそ………………ん!?」
お?モンスター発見か?
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