茶をする。
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地下街を郵便局を探して迷っていたとは思えない程、何の迷いもなくマリックはスタスタと歩き、古びた喫茶店のような場所まできた。 くすんだ緑色のガラス扉には「シルビア」とあった。 マリックが扉を引いて開けると、吊り下げてあったドアベルがカランカランと鳴った。
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