出会う

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女性が指した方は先程からマリックが歩き回ったところのようだった。 そそくさと去った女性を怪訝に思いながらも、マリックは言われた方に行ってみた。 が、やはりまたもとの場所に戻ってきてしまった。 眉尻を少し下げ困った顔をしてみる。 (今日は諦めようか…)とマリックが思った時、後ろに人の気配がした。 「あの…」
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