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「部長。暇です」
静かな部室に耐えられず、前に座る部長へと話しかける。
「いつものように裸踊りでもしてればいいじゃない」
「しませんよ! 変なキャラ定着させないでください!」
サラッと俺をいじる部長の名前は花川 冬花、高校三年生。
スタイルが良く、長い黒髪が大人らしさを醸し出している。
「部長ー。なんかしません? 仕方ないから、えっちぃことでもいいですよ」
「私がえっちぃことを望んでるかの様に言わないの」
妥協したのにダメだった。照れ屋さんだなぁ。
「でも実際暇ですよ。他の三人もまだ来ませんし」
「確かに、いつ来るのかしら」
「遅くなんないとは思いますけど。とりあえず、議論部員らしく何か議論しましょうよ」
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