第1話『恋愛が嫌になった理由』

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『なあ、大祐…』 大輝が大祐に聞く。 『なんだ?』 『お前、大学生になったんだから人付き合いもちゃんと考えろよ?』 大祐は、黙った。 『黙って、どうするんだよ?』 まだ、黙ったまま 『はぁ…』 大輝はため息をついた。 『俺は、嫌だね。行きたくないんだよ、そういう場所は特に合コンとか な。好きでもないのができたら、 どうするんだよ?』 大祐は反論した。 『まあ、確かにお前の言いたい事は わかるよ。でも、人と交流する事は とても大切じゃないか?』 大祐に話す。 大祐は 『だったら、大学内でいいだろう? わざわざ、行かなくても平気じゃないのか?』 と言い返した。 大輝はまた深くため息をついた。 そして、大祐に 『あああ…仕方ない。無理やり連れてやる。行きたくない理由にしか 聞こえないんだよ。覚悟しておけよ 絶対、連れていくからな。』 大輝は怒って先に歩いていき そして、大祐にまた 『夕方の講義終了後に部室に集合』 と言って歩き出していった。 大祐は 『マジかよ?あいつ、本気だな。 やべえ…逃げれるかな』 と早くも逃亡計画を考えていた。
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