放課後は家庭教師

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「いや、全然。それどころか好きな子にすら振り向いてもらえないですよ」 「え、好きな子いるの!?」 やっぱり、噂は本当だったの?超美少女な想い人がいるってやつ!  「そりゃ好きな子くらいいますよ」 「ど、どんな子?」 そう言えば愛斗くんと恋話するのって初めてかも。 凄い勢いで食いつくあたしに、愛斗くんがちょっと引き気味になりつつも答えてくれた。 「どんな子…明るくて優しくて、笑うとすっげー可愛い子、ですかね」 そう言う愛斗くんの顔は、ほんのり赤い。 …本当に好きなんだ。  
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