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本棚に追加「おい!崖の上の女の人…自殺するつもりじゃないよな。」
健志が誰よりも先に女を見付けた。健志曰く、いつどんな状況だろうと女のセンサーを張り巡らしているらしい…ただの馬鹿である。
「おーい!そこ危ないから、離れろよぉー!」
健志の言葉に、桶狭間に感動していた健が女の人に叫ぶ。
崖の上に居た女は、平成の世には珍しく綺麗な着物を来ていた。女は、ふと4人の方を向くとニコッと笑い、山の中へと歩いて行った。
「おい…さっきの人…。」
健志が呟いた。
「あぁ。」
健が答える。
「もしかして、景色を楽しんでただけなのかもな。」
翔太が悪い事したなぁと苦笑いしながら言う。
「「スッゲー美人!」」
健と健志は、声を揃えて叫んだ!
名前が似てるだけでなく、感性まで同じだったのだ。馬鹿だ…
「はあ…。」
溜息をつき呆れているのは、拓哉である。いつも、この二人に振り回されている拓哉と翔太は、この先の行動を安易に予想できた。

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