孫策の運命と俺の使命

4/8
15人が本棚に入れています
本棚に追加
/8ページ
「それはどういったときだ?」 「さっきもあったけど閨の時だったり、賊のや敵に大切な仲間を傷つけられたりした時かな。」 「もしかしたら、あの暴走の兆候かもしれんな。雪蓮の例もある、それに近い物だとしたらお前の異常な情欲はその抑制なのかもしれんな…」 何だかとんでも無いことを聞いた気がするぞ。 ようは定期的に女を抱いていないとまた暴走するかもしれないだと!? 変わったのは俺の考え方ではなく体質だったのか。 てか、やべえ!蓮華との約束があったんだった!! 「あのー冥琳、もういいかな?」 「ん、何だ?まさか女との約束があると言うんじゃないだろうな?」 「え、ええっと…この後蓮華の買い物に付き合うことになっているんだけど…」 「ほぅ、あの蓮華様がお前と買い物に…ふふ、丸くなったものだ。お前は思った以上の男かもな……だが、気をつけろよ。暴走したら大勢の人間が死ぬだろう」 「肝に命じる。」 「蓮華様を頼んだぞ。」 冥琳の叱責は終わりついでに蓮華の事を頼まれた。 何だかんだ、冥琳は冥琳なりに孫呉の未来の王である蓮華を気にかけているようだ。 俺は執務室からでて蓮華の元へ急いだ。
/8ページ

最初のコメントを投稿しよう!