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蓮華とは門の前で待ち合わせをしている。
いつもの服装ではなく前に買ってあげたやつを来てくるように言っておいた、かなり嫌がっていたが多分着て来てくれるだろう。
半ばそれが楽しみで足が急いだ。
「ごめん！蓮華！待った？」
「もう！誘ったのは私だけど待ち合わせ場所を指定したのは聖、あなたなのよ！」
結構ご立腹のようで腕を組んでそっぽを向いてしまった。
「でも、まぁいいわ。時間がもったいないし行きましょうか」
「そうだな、んじゃ買い物終わったら僕が蓮華を楽しませるよ！」
「ええ、楽しみにしてるわ！」
そう言うと蓮華はクスっと笑い街へと歩き出した。
最初に寄るのは服屋のようで服屋の前で蓮華は立ち止まった。
「最近、こういう服で歩くのがお、多くなって来たから…その、ね、服をもう少し買っておいても損は無いかなと思っていて、だから、まず服を…ね、選んで欲しいの。」
「あ、ああ構わないよ、蓮華は素材が良いからなんでも似合うよ」
そう言う頬を赤く染めてそっぽを向いてしまった。
あの蓮華がここまで変わるとは、人間やればできるんだなと思ってしまうほどだ。
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