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「これなんかどうかな?」
「え、ええ、いいと思うわ。」
「これは?ちょっと派手だけど蓮華になら似合うと思うんだけど?」
「ええ、そうねそれもいいわ。」
あれ?蓮華の反応がイマイチだな…というより何か別の目的があるように思える。
そう考えた俺は強引に着替えて来いと服を渡し試着室へと向かわせた。
しかし、蓮華は試着室へ入らず前の服を手に取って見ていた…
「何だ…やっぱり買う服は決まってたのか…」
俺は購入を促すために蓮華のそばへ歩み寄り声をかけた。
「蓮華、買いたい物があったんなら先に言ってくれよ…」
「キャーーーーっ!!」
え?悲鳴!?な、何で……?
しかし、その答えは二秒後にわかった。
蓮華がもっていたのは下着だったしかもとびきり大胆なやつで、多分、男を誘惑する為の下着だろう…
「き、聖!?こ、これは違うの…そう、そうよ!これは…その…つまりね…」
林檎みたいに紅くなってあたふたする蓮華をみてとても面白かったが流石にこれ以上煽るようなことはせず、事態の収拾のために、蓮華をなだめる
「大丈夫だよ、女の子なら好きな相手ができた時の準備も必要だからさ、別に蓮華がこういうもの持ってても別に変じゃ無いよ。」
「そ、そう?ああ、そ、それより!き、聖は…その…こういうのは好きだったりする…の?」
「そうだな…蓮華が着るなら好きかな。」
「そ、そう。あ、あありがとうっ!参考になったわ…」
蓮華はそう言って持っていた下着とさっき僕が選んだ服を持って会計をしに行った。
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