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歩いていると蓮華の可愛い服が目立ち皆から茶化される。
「おっ、藤堂様!かなりのべっぴんさんじゃないですか!昼間から見せつけてくれますねぇ!!」
「藤堂隊長!お似合いですよ!」
「とうどうさま、そのお姉さんとうどうさまの恋人?」
いろんな人に祝福されながら街道を歩いていく。
そして、いつもの茶屋で甘い物を頼んで一段落する。
「ふぅ、やっぱり甘い物はいいなぁ」
「ええ、疲れた体には甘い物が一番ね。」
あれ?今疲れているって言ったよな、まさか嫌なのかな…
俺は気になり聞いて見ることにした。
「蓮華?俺と一緒に歩くのって疲れる?」
「え?ああ違うの。慣れない服を着て歩いているから何だか恥ずかしくて…それでね」
「そうか、そこまで頭が回らなかったわ。ごめん!」
「別にいいわ、そこまで疲れてないし、嫌ではなかったしね。」
その言葉にかなり気が楽になり、俺は蓮華の為に何かしたいと思いとっさに思いついたアレをやる事にした。
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