碧終章 出雲と卑弥呼

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「落ち着け、ヒデヨシ……。 仕方がない……。ここは一旦 安芸に居る北条殿と合流し 上洛するとしよう……」   「上洛するの……?明智姉ぇ?」   「……オウガイ復活に 先の輝元と言い……。 何かが起きようとしているのは 間違いないからな……。 また、大きな戦が起きるぞ……」   ミツヒデが空を見上げると 雨は止んでいた……。 だが、天候は乙女達の内心と 同じく、晴れやかではなかった。   出雲にて、行方を眩ませた イエヤス……!   そして、輝元が言った 『卑弥呼』とは……!?   そして、『紅榛名』の行方は!?   北条の容態は……!?   数々の謎を残し 北条と乙女達に再び オウガイ達が牙を向く……!!
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