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万が一包丁とイモから逃れ、避けられた時にベストタイミングで、落下した包丁とイモの周囲に現れるようにした、落とし穴だ。
「あっ。ーーああああぁぁぁぁぁー」
糞リアメンは消えた。
正確には、堕ちた。
ドスゥ…ン。
そして、浮遊、というより空中に乗って、出て来た。
「いや、シャレになって無いから!こんなのマトモに受けてたらガチで死ぬよ!」
「死ね」
「何冷静に物騒な事を呟いてるの!?」
「いや。だってお前、ちゃんと俺は確認したぞ。『いいのか?』って。何を今更文句を」
「誰だって文句の一つは言いたくなるよ!"身体能力強化"が無かったら、致命傷になってたのかもしれないんだから」
喧しくてウザい。
「黙れ。
どうせチートなんだから生きてるだろ」
「確かにそうだけどっ」
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