地上最大の敵

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「いや、折角だからそこは乗ろうよ!」 「だって、かったりいし、眠いし」 大きく欠伸をして、答える。 「そんなの闘わなくても解るし」 「なっ。 だけど僕は認めてないよ!君が僕よりも強いってこと! それなら認めさせてよ!」 しつこいな。 糞リアメンは放置してもう寝るか。 ちょうど外も暗くなってきた頃だし。 受付嬢はずいぶんお疲れのようで、椅子に体を預けて、ぐったりしている。 「受付嬢さん。無理の無いように」 「ありがと」 そう言い残して、受付を後にした。 「ちょっ、無視しないでぇええぇぇぇっ!」
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