地上最大の敵

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マグマを投げるのをやめる。 「決闘、するか」 溜息混じりに呟いた。 決闘すれば、満足して俺の前から消えるんだろ? 「えっ!ホント?やったー! 」 「負けたらお前の命を貰う」 「こ、恐いって!無表情でそんな事言われたら」 お喋りはもういい。 高速魔法を自分に掛ける。 「早くかかってこいよ糞リアメン」 「何その呼び名……。 まあいいや」 糞リアメンは、手から光でできた長剣を出した。 うお、眩しっ。 剣を片手にそのまま突進してくる。 しかし、俺は剣を消滅させた。 「えっ?」 いざ剣を突き上げんと出された拳の両腕を右手で手刀を切り、勢いが無くなった腕を掴んで振り落とした。
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