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とりあえず剣を消滅させようとするが、できない。
ああ。
あの渦のせいか。
光の剣は、すぐそこに迫ってきている。
取り敢えず避けた。
しかし、剣は方向転換して、俺の背中を刺した。
「っ…」
光に侵食されて、溶けるように無くなる背中。
痛くは無いが、これが臓器の所まで達すと、終わりだろう。
渦の付属性効果によって、剣に加工できないなら、自分の身体を加工するまでだ。
闇と化し、真夜中の暗がりに紛れ込んだ。
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