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「なあ、チビ竜。
お前あいつをどう思う」
「独特の匂いがぷんぷん…。
不快な存在だと思うねぇ」
そうだろうな。
お前ら魔物の敵だからな、あいつは。
「そこで一つ、提案がある。
一緒にあいつをフルボッコにしないか?」
で、阿部の目の前に転移で送り込む、と……。
俺も直接一緒に行ったら俺が喰われてしまうかもしれないからな。
「いいよ。それで」
「じゃあ、殺るぞ」
俺がハンガーを構えると、チビ竜は口を大きく開けた。
あれだ。
多分ブレスを放つのだろう。
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