記憶の欠片は夢の中にあるんスよ

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「…で、何? 要件はそれだけか? じゃあ、俺は帰るぞ」 そう言って、背を向ける。 その態度に怒りを覚えた大男は、 「…殺れ」 「コルトかよ」 銃を構える男の部下共。 何処のチンピラ映画だよ。 此処は平和主義の日本ですよー? いや、マジやべえよ。これ。 簡単にはやられねえけど。 ついでに俺らは人に銃を向けたりしないな。 何?この裏組織? 「死ね」 「ああ、僕死んじゃうよー。 もっと長く生きていたかった。 こんな事になるなら貴方様に逆らわなければ良かったーー」 「その棒読みやめろ」
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