記憶の欠片は夢の中にあるんスよ

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成る程。 「ぶっちゃけ、儀式なんて要らないんだけどね。皆不安なんだってさ」 そんなことはどうでもいい。 「お前、竜の中では偉い奴だったんだな。強いのか?」 「シュレイムはイタイ奴が多いけど、戦闘においては最強クラス。 それの頂点に立っている俺は、多分この世の竜の中で最も強いよ」 わお。 俺のテキトーな覇気魔法の召喚は、俺のその時の欲望(強い竜欲しいなぁ)の的を、的確に射ていたわけだ。
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