記憶の欠片は夢の中にあるんスよ

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「…………」 「ほら、あいつだよ。さっきまでの声は」 何も言わず、ただ、ぽかんとしている俺に、チビ竜がそう話した。 「それにさー。ちょっと早くない?俺、作者の助言からは勇者が来るのは数ヶ月か先だと……」 「うん。それ言っちゃ駄目だからね」 「……………お前……ロイド?」 「そうだが」 「ノォォォオオオオオオオオ!!!!!」 認めた!! 信じたくなかったのに! 期待を込めて聞いたのに! 認めてしまった!! タワシが魔王だという衝撃事実に!!!
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