記憶の欠片は夢の中にあるんスよ

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「なあ、ちっこい竜。 あいつは何、発狂してんだ?バカなのか?アホなのか?」 「いや、ああいう人なんよ。彼は」 いやお前、俺の使い魔になったのが昨日のくせに、何言ってんだ? 確かにノリとテンションがちょっとおかしいのは認めるけど。 竜だからわかり難いけど、呆れたような顔をして答えるチビ竜に、冷静にツッコンでいる俺がいる。 あと、なんか二人に貶されているな。 …ナァ? 「ひっ」 何故かチビ竜は俺を見て、小さな悲鳴を上げた。
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