記憶の欠片は夢の中にあるんスよ

29/32

2894人が本棚に入れています
本棚に追加
/320ページ
「いっぺんに聞くな。 昨日、主の巣で、人間と、気分で 契約した。 "転移"」 さいならー。 ヒュンッ。 「…えー……」 残されたのは、汚れた竜のみ。 「…どんな人間だよ……怪物?」 吐瀉物がポタポタと垂らしながら、首を傾げた。 その竜は、暗闇の中に煌々と輝く。 どんなに美しく輝こうが、汚いのには変わりないが。
/320ページ

最初のコメントを投稿しよう!

2894人が本棚に入れています
本棚に追加