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「だから、わしはハナカ…ハニカミだと言っておろうが!」
何時まで経ってもあだ名に噛み付いてくるハナカミ。
「はいはい。ティッシュをどうぞ」
「何処から出してきたのやら……。
まあよい。有難う」
チーンッ。
「ああ。スッキリした。
ところで何用じゃ?」
「うん。昨日話したことなんだけど、何処に入門するんだ?」
「そうじゃな…。わしが保護者として連れて行くから、朝飯を食べ終えるまで、待ってくれ」
片手で飯を食べ始めるハナカミ。
もう一方の手は、鼻を押さえている。
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