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軽く涙目なハナカミ。
「…ワシはこやつの保護者じゃ」
「気づかなかった。なんてカゲの薄さだ。
まあいい。通っていいぞ」
……駄目だこのジジイ。
今にも鼻水が大量噴射しそうだ。
鼻水の雨に濡れるとか、笑えない冗談だ。
門番を身代わりにしたら、追いかけて来ないだろうな。
よし、早く逃げよう。
「…ヘクシッ!!」
ドババババババッ。
黄色い汚水が滝のように降ってきた!
見たら吐き気に襲われるので、絶対見ない。あらかじめ後ろを向いておく。
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