2894人が本棚に入れています
本棚に追加
/320ページ
「静かになったな。
お前、テキトーに座れ」
窓際の席に目をやる。
チッ、空いてねーじゃねーか。
仕方が無いので、生徒に席を脅…譲ってもらい、そこに座った。
「次ー」
その声に、教室に足を踏み入れるコウキ。
「僕、神會 昂眞!ヨロシ「「「キャーーーーーー!」」」…クね」
女子黙れ。
「…………」
無言で殺気を全開にすると、鼓膜死んでるんじゃないか?と疑うぐらい、何も聞こえなくなった。
どうでもいいけど、コウキじゃなくてコウマだったんだな。
…ん?コウマ?
………ああ思い出した。
俺と決闘して負けた奴だ。阿部からは逃げられたのだろうか?
最初のコメントを投稿しよう!