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「あのー…マスター、何の用ですか?」
キキィー…。
受付をカレンに押し付けて、ギルドマスターの部屋に現れたロベリア。
内心、
うわあ、仕事から抜け出せてラッキー♪
今日、一日中カレンちゃんに受付を任せておこう!
とか思っている。
「…それは、カズトの話じゃが……」
「カズト君の話?
なら、カズト君を呼び出しましょうか」
「…大丈夫じゃ」
「そうですか」
何か、問題でも起きたのかな?
深刻そうな顔つきのマスターに、「ハゲ!」と言って、このシリアスな雰囲気をぶち壊したくなった。
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