蜘蛛蛇

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「おい、本当に行くのか?」 「あったりめーだろ!?」 こちらを睨み付けて慶太が先に森に入っていく。 俺は溜め息をついて、新と一緒に慶太に続いて、立ち入り禁止と書かれ、ロープがはられた山に入っていった。 俺と新と慶太は、いつも一緒にいた。 昔から何だかんだで一緒にいた。 悪さだって色々したが、慶太には敵わなかった。
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