蜘蛛蛇

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慶太はいつも喧嘩早くて荒れていた。 そんなある日、自分の母親にも酷い暴力をふるい、 仕事で帰ってきた父親が慌てて母親にかけより、慶太に言ったのだ。 「お前はいつまでたってもガキのままだな。」 「んだとゴラァ!!」 「・・・やる。」 「あっ?」 「今から常闇山に行ってこい。山に登って30分程したところに、あるものが置かれている。それを持って帰ってこれたら、お前を認めてやる。」 「上等じゃねーか!行ってやるよ!!」 そして、慶太の親子喧嘩に俺と新は巻き添えを食らったわけだ。
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