蜘蛛蛇

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「ぜってー帰らねーぞ!!」 「だったら、お前だけで行けよ。」 バコ!! 再び新の顔を殴る慶太。 すかさず二人の間に止めに入る。 「もう止めろよ!慶太、お前やり過ぎ!!俺達仲間だろが!」 すると、慶太は睨み付けながら新から離れた。 「良いな!?お前ら、逃げたらブッコロスからな!!」 そう言って再び歩き出す慶太に、少しイラっとしながら、倒れている新を抱き抱えた。 「大丈夫か?」 「わり。・・・大丈夫だから。」 新は大丈夫だとニコりとして、慶太の後を追いかける。
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