§異変§

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゛キーンコーンカーンコーン″ 学園に始業のチャイムが鳴り響いた。 「あら??遅刻??」 「ほら~眞が急がないから…!」 眞は駆け足で舞を追っている。 階段を駆け登っていく二人を注意する声も、あっという間に聞こえなくなった。 「じゃあまたお昼にね?」 舞は返事を聞かずに、自分の階へ走っていった。 「……くぁぁあ……ねむ…」 大きなあくびを一つすると、教室へ向かって歩き出した。 「(昼ご飯なにかな??)」 くだらない事を思いながらも気付けば教室の前まで来ていた。
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