§異変§

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朝からコイツの声はキツイ。 「うるさい……」 コイツの名前は三淵 トオル【ミブチ トオル】だ。 「朝から遅刻した奴に言われたくないわ」 トオルはニヤけている。 トオルはごく普通の一般人だ。 眞や舞のように変わった事情の持ち主ではない。 「なんか用??」 「つれないなぁ~…せっかく面白い話し持ってきたのに……」 トオルはポケットから一通の封筒を取り出した。 「………仕事の話し…??」 「面白そうな依頼だぜ??」 トオルが封筒を机に置くと自分の席へ戻っていった。 同時に一限目の担当先生が入ってきた。 「(ダレからだろ…)」 授業が始まると眞は封を切り、内容を読み始めた。
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