第5章

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改めて戒斗さんの凄さを再認識した俺は戒斗さんに対する尊敬の念を深めた。 ちなみに俺と戒斗さんが知り合いだと聞いて、再び興奮しだした滝本は般若化した栗山によって沈められていた──── Side椿 END ─────── まるで高級ホテルのような建物の前に三つの人影が立っている。 椿、滝本、栗山だ。 このホテルのような建物がこれから彼らが生活する寮で、その大きさや外観に椿は眩暈(メマイ)を感じた。 「椿ーはよ中入ろうやー」 そう言って椿の腕を引っ張る滝本はまるで子供のようで、その顔はキラキラと輝いている。
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