第5章

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10帖の部屋の方には俺の荷物だろう段ボールが積み重ねられていた。 事前に戒斗さんに言われ送ったものだ。 しかし俺が送った段ボールより数が増えている気がする… そのことに疑問を抱きながらもリビングへ向かう。 リビングでは既に滝本がソファーでくつろいでおり、栗山が申し訳なさそうな顔でこちらを見ている。 なんだろう栗山からは俺と同じ匂いがする。 巻き込まれ系という匂いが…… 「一般の寮でも十分広いと思っとったけど、さすが特待生やんな。桁違いすぎるww」 滝本達の部屋も同じ2LDKだが、部屋は8帖ほどでリビングも12帖とここまで広くないらしい。
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