第一章

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するとどこからか音が聞こえてきた。 これが放課後ならば、部活動かな、と思うだけですんだのだが 今は昼休み。 部活動の活動ではないので不思議に思った。 「……。」 僕は教室に向かっていた足をふっと音の元に向けていた。 ――なんだか気になる。 その音はギターのようだった。 聞いたことのない曲調で、心地よく耳に残る音だった。 もうそろそろ音源にたどり着く……、 そのときだった。
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