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……
「…夢……?」
そして俺は意識を取り戻す。
うっすらと、目を開ける。
夢、夢、夢…
ああ、またいつもと同じ 天井。
いつもと同じ 朝の匂い。
が。
俺は目を見開いた。
緑。 緑だ。
自分の目線から生える、広い芝。
その芝の先に見える 大きな木。
―――いや、大きいなんてものではない。
なんだか精霊やら神様やら奉ってありそうだ。
と言っても、こんな木 今までに見たこともないのだが。
周りには、なんだかアスレチックのような物がある。
それも、とてもデカい。
あんなに高い所、人間にはとても跳べそうには見えない。
…誰が、何のために…?
―――でも、アスレチックがあるということは…
――…人が 居るのか…?
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