眠いけどお姫様を王都まで護衛

4/11
前へ
/19ページ
次へ
「あ…今は近くの街は封鎖されてますよ?」 「ん~じゃあどうするかなぁ~」 本当にどうするかなぁ。魔物の肉って食べれるのかなぁ 「旅の方」 「うん?」 「もしよろしければ私を王都まで護衛してくださいませんか?」 「…護衛?別にいいけど報酬は?もちろん宿代、食費、その他もろもろの旅代は報酬にいれないよ?」 元々お金がほしくて街に行きたかったんだし、街にいけてお金ももらえる。 「もちろんです。では自己紹介しましょう、私はエルティア・ヴェンルエルです。正式にはもっと長いですけど、歳は10歳…一応第3王女です。」 「王女サマかぁ・・・」 ・・・?10歳?一応僕は身長は165ちょいあった・・・そして今王女と目線が一緒…縮んでる?そういえばさっきも切り上げるとき地面も一緒に切ってた・・・ まぁ・・・いいや 「僕の名前はサヤだよ~好きなのは寝ること食べること、嫌いなのは寝るのを邪魔されること、食べるのを邪魔されること、見るに耐えない醜いものだよ。僕と一緒に行動するなら覚えておいてね?じゃないと」 僕は彼女の耳元に近づき呟いた ―――殺しちゃうかもしれないから ビクリと体を震わせたがすぐに元に戻る。 「わ・・・わかりました。サヤ様ですね「呼び捨てでいいよ~」ではサヤ道中おねがいします」
/19ページ

最初のコメントを投稿しよう!

87人が本棚に入れています
本棚に追加