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「あ…今は近くの街は封鎖されてますよ?」
「ん~じゃあどうするかなぁ~」
本当にどうするかなぁ。魔物の肉って食べれるのかなぁ
「旅の方」
「うん?」
「もしよろしければ私を王都まで護衛してくださいませんか?」
「…護衛?別にいいけど報酬は?もちろん宿代、食費、その他もろもろの旅代は報酬にいれないよ?」
元々お金がほしくて街に行きたかったんだし、街にいけてお金ももらえる。
「もちろんです。では自己紹介しましょう、私はエルティア・ヴェンルエルです。正式にはもっと長いですけど、歳は10歳…一応第3王女です。」
「王女サマかぁ・・・」
・・・?10歳?一応僕は身長は165ちょいあった・・・そして今王女と目線が一緒…縮んでる?そういえばさっきも切り上げるとき地面も一緒に切ってた・・・
まぁ・・・いいや
「僕の名前はサヤだよ~好きなのは寝ること食べること、嫌いなのは寝るのを邪魔されること、食べるのを邪魔されること、見るに耐えない醜いものだよ。僕と一緒に行動するなら覚えておいてね?じゃないと」
僕は彼女の耳元に近づき呟いた
―――殺しちゃうかもしれないから
ビクリと体を震わせたがすぐに元に戻る。
「わ・・・わかりました。サヤ様ですね「呼び捨てでいいよ~」ではサヤ道中おねがいします」
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