眠いけどお姫様を王都まで護衛

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「そうか。君は男なのか。…全然そういう風には見えないな」 「よく言われます。ですが正真正銘紛れもない男です。」 母親は超絶ロリ容姿、父親は甘仮面だったんだから仕方ない。 「だったら“友達”になってやってはくれないだろうか?」 「ん~まぁいいですよ?別に嫌いな部類ではないですし」 「そうか!!学園費用はこちらから」 「あ、やっぱりお断りします」 明らかにメンドクサソウナ発言が聞こえたのですぐさま断る 「貴様!先ほどから無礼であろう!!」 王様の横にいる大臣的な何かが声を張り上げる。一応高位の存在だからなのか王様が『空気読めよ』みたいな顔してるが声には出していない まぁ僕には関係ないけど 「いや、貴方のほうが無礼でしょう」 「っく!……ふん!そんな女みたいな容姿で男として情けなくないのか!」 「フェルメ卿、相手は客人だ口を…」 王様が大臣のやりすぎを見かねたのかとめようとするが関係あるか。こいつは殺す 思い立ったが吉日(何か違う)ナイフを10本程大臣に思い切り投げつけそのナイフの後ろを疾走する すぐさま王の後ろに控えていた騎士がナイフを払いのけられるが騎士の懐に入り氣の篭った掌底を打ち込む。 氣で強化された掌底で内部ダメージを負った騎士はそのまま倒れる。 そしてフェルメと呼ばれた男に近づきナイフを構え――― 突き刺した
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