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「はぁ…はぁ…」
騎士達に逃がされて20分ほど
盗賊たちが追ってきてることを考えると騎士達は殺されてしまったのでしょう…
「っちぃ!ちょこまかと!!【ライトニングバイント】!」
痺れを切らした盗賊の一人が魔法を放ってくる。
私は疲労から避ける事ができないで直撃してしまった
「キャァァアァァアァァ!!」
全身に痺れが回りその場に倒れこんでしまう
「クソアマが!手間取らすんじゃねぇよ」
「おい。傷モノにすんなよ、せっかくの上玉なんだからよ」
「んだよ。味見くらいいいだろ?別に気付きゃしねーよ!」
そういって盗賊の一人が手を伸ばしてくる
もうだめだと目をギュッと瞑る
「目を覆いたくなるほどの醜さだね~そんな汚物は…」
「だれだてめ」
「この世から消え失せろ」
目を開けたとき目の前には和剣を持った凛々しい同年代くらいの男の子がいました。
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