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生暖かい風が自分の肌を舐め回す季節になった。
フラフラとこの生暖かい空気と調和するよう、私は「愛しのMy home」へと向かう。
この、生暖かい風が、呼吸をするたび、私の体内を爛れさせようと、私はこの大っ嫌いな季節と調和しなければならないのだろう。
ふと、空を見上げれば茜色。いいや違う。なんかどす黒い。
もしも今世界中の時計が壊れようとも、午後10時半だろうと私は旦那のいる家へと帰らねばならない。
結局同じなのだ。何も考える事などない。
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