~帝国の姫君~

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~放課後の教室~ 墨田 「魔界侯爵 アモンでヴァンガードにアタック!」 墨田くんは魔界侯爵 アモンをレストしてアタックを宣言する。 瞬 「ガードできない…。ダメージチェック…僕の負けだよ。」 ダメージチェック:ツイン・オーダー 僕のダメージゾーンに6枚めのダメージが置かれる。 瞬 「どうして勝てないんだろー?」 そう、この前の墨田くんとのファイトから数日たって、今日までファイトをしてきたけど、墨田くんに勝てない。 10回ファイトして10回とも負けている…正直ショックだ。 墨田 「それは、お前のミスが目立つからな。完ガをダメージ1で使うとかありえねぇよ。」 そういえば使ったような気がする。 瞬 「次にいいカードが来ると思ったから。」 墨田 「結果は?」 瞬 「……ヒールトリガー。」 完ガを使わなければ、良かったと後悔したけどさ。 南 「墨田くん、五十鈴くん、僕もヴァンガードやろうと思って、デッキ作って来たよ。」 南くんがデッキを持ってやってきた。 瞬 「本当に!ならさっそくファイトしようよ。」 南 「うん、でもルールとかまだわからないんだよね。」 南くんは苦笑いを浮かべながら言う。 瞬 「大丈夫!ルールはちゃんと教えてあげるから!」 僕はうんと頷く。 南 「ありがとう!よろしくね!」 瞬 「最初はファーストヴァンガードを決めて、ユニットが分からないように伏せておいて。」 南 「うん。」 南くんは言われた通りにファーストヴァンガードを伏せる。 僕も同様にファーストヴァンガードを伏せる。 瞬 「デッキをシャッフルして、カードを5枚引いて。」 南くんと僕はシャッフルをしたデッキからガードを5枚引く。 南 「手札交換が出来るんだよね?」 それは知ってるんだ。 瞬 「そうだね。3枚チェンジするよ。」 南 「1枚チェンジ。」 僕と南くんは手札交換を行う。 瞬 「後は、掛け声と共にファーストヴァンガードを表にするんだ!行くよ!!」 瞬&南 「スタンドアップヴァンガード!!」
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