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天柘
「はぁ、ヴァンガードファイターとして、ショップ大会の存在を知らないのは有り得ないぞ?」
天柘くんは、呆れたような顔をしてため息をつく。
瞬
「すみません、勉強不足でした。」
僕は軽く謝り。
南
「今回の大会は、地区大会の出場権がかかってるんだよね。」
ん?という事は、ショップ大会に優勝すれば、地区大会の出場権を得られるって事だよね?
これは出るしかないね。
天柘
「そうだ、どこで大会が開かれるかも知らない瞬の為に教えておく。」
天柘くんは呆れた顔で僕の顔を見る。
瞬
「ありがとう。」
僕は天柘くんにお礼を言う。
天柘
「大会が開かれるのは、このショップ、イクシオンだ。」
南
「ちなみに、来週の土曜日に開かれるよ。」
来週の土曜日、このカードショップ・イクシオンで開かれるんだ。
瞬
「天柘くんと南くんは大会に出るの?」
天柘くんと南くんが大会に出るなら強くならなくちゃいけない。
天柘
「俺は、興味ないな。」
天柘くんは大会に出ないらしい。
ちょっと残念だ。
南
「僕は出るよ。」
南くんは出るようだ。
瞬
「とりあえず、大会出場の受付行ってくるよ。」
僕は、ショップのカウンターに向かう。
瞬
「あの、今度、開かれる大会に出場したいんですけど?」
店員
「それでは、お名前をこちらにお書きください。」
僕は紙とペンを店員さんから受け取った。
瞬
「ええっと、五十鈴…瞬っと」
僕は自分の名前を書き、店員さんに紙とペンを返した。
店員
「五十鈴さんですね、優勝目指して頑張ってください。」
受付はできた。
瞬
「受付してきたよ。」
僕は、南くんと天柘くんのいる場所に戻る。
天柘
「二人共、頑張れ。」
天柘くんが僕と南くんの肩を軽く叩く。
南
「うん、五十鈴くん頑張ろう!」
瞬
「頑張ろう!」
ショップ大会、僕の知らない強いファイター達が集まる。
今から凄く楽しみだ!
~天空の皇子~END
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