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~学校~
さて、大会まで日にちがないんだけど、どうやって強くなればいいのかよくわからない。
とりあえず、南くんと墨田くんにでも訊いてみよう。
瞬
「南くん、墨田くん、僕ら以外でヴァンガードやってる人っているの?」
僕の机に集まっている墨田くんと南くんに訊いてみる。
墨田
「さぁな。」
即答する墨田くん。
南
「僕も、知らないなぁ。」
南くんにも知らないみたいだ。
そうだ!鈴森さんなら誰か知ってるかもしれない。
僕は鈴森さんの席を見る。
奈々
「ちっ」
鈴森さんは、僕と視線があうなり、本当に嫌そうな表情をして誰にも聞こえないくらい程に小さく舌打ちをする。
あの様子だと話しかけても無視されそうだ。
とりあえず、今日もカードショップによってみよう。
僕は学校が終わって南くんと墨田くんに別れを告げたあと、カードショップによった。
~カードショップ~
店員
「いらっしゃいませ」
いつものカードショップそして、どこかで見たことのある女の店員さん。
店員
「!?」
店員さんは僕の顔を見るなり、顔を隠す。
いつもの店員さんとは違う。
瞬
「うーん…?」
店員
「わ、私の顔になにかつ、ついてますか?」
僕は無意識のうちに、店員さんの顔を見ていたらしい。
顔になにか、ついてるかって訊かれても、顔が見えないんじゃ、話にならない。
どっかで見たことのある顔、誰だっけ?
瞬
「どこかであった事ありましたっけ?」
どうしても気になったから訊いてみた。
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