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「…御飯くん」
「はい?」
「そんな嘘、信じないヨ☆」
……え?何。この展開。
え、嘘?いや、嘘だよ、
バリバリの嘘だよ、うん。
俺が気になるのは
何でタ・バスコは信じて
ナ・バスコは信じないんだよ
って話だよ。コイツは馬鹿だ。
「御飯くん、先生に向かって馬鹿とか言わないの!いくら私でも傷付くわよ!」
「え…。先生、今俺、声に出てました?」
「いいえ?」
……えぇーー!!?
読心術?!じゃないよな。
何!?この人、人の心とか読んでくるの?!
「えぇ、その通りよ」
さらっと言ったよー!?
っか、手当しろよ!俺今驚く度に物凄い出血してるぞ。
「そうね、消毒しましょうか。
…あ。御飯くん、あの…言いにくいんだけど…」
「何ですか?」
「消毒液、さっき[自主規制]しちゃって無くなっちゃった(笑)」
もう嫌だ。先生何してんの。自主規制とかいらねーよ。あと(笑)もいらねーよ?先生は俺達生徒に嫌がらせしに来たんですかー。
「ごめんなさいね。お詫びに御飯くんの好きな物あげるわ」
「マジすか!!えっとじゃあ…」
たっくんはよーく考えました。
その結果、
「じゃあ、とりあえず包帯とサイダーと、メントス下さい。あ、後、俺のキャラをツッコミ役に急遽させたの謝って下さい。俺、ホントはボケやるはずだったのに…」
「分かったわ。ボケツッコミの事はごめんなさい。それとメントスとサイダーはあるんだけど、包帯は無いの」
保健室なのに?!
これじゃ理科室と変わんないじゃん。
まぁ、最終的にサイダーを手に入れたたっくんは、自分で消毒し、頭に包帯を巻いて田中くんに攻撃を仕掛けるのでした。
「改めて思った。この小説90%テキトーで出来てるね」
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