親友(トモ)へ

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 ―――  ――――――  ―――――――――  あの日、そう、私「二之宮 光之助」と親友である「佐崎 祐次郎」が戦場に向かう戦艦に乗った時のことだ。  あの日は、今日と同じく晴天で、戦艦のある港には、戦場へと向う戦士達を見送る家族や友人、恋人や子供達で溢れ帰り、とても賑やかだった。  泣くものや、涙をこらえ笑顔で見送るものたちの中に私もいた。 .
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