政宗×律

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ほら、俺と目が合った保護者たちが一斉に目ェ逸らしたぞ!益々居たたまれない!! リツ「普通にしよう!もうちょい先にシックな喫茶店あるからそこにしよ、なっ!」 ジロウ「…面白そうだったのに」 おのれ確信犯か!! 無表情なのに心なしかしょんぼりした兄貴を引っ張って、喫茶店を目指そうと一歩踏み出した。 リツ「……!?」 足を、向こうからやって来るある人達を見つけて踏み留めてしまった。 リツ「なんでた…!」 何で東雲と政宗さんがココに居るんだ!? しかも気のせいかな。政宗さん、異様に雰囲気がどす黒過ぎて怖いんですけどっ…なにあれ、マジ怖ぇ! 三十六計逃げるに限る…ってな! リツ「兄貴やっぱりメイド喫茶店でも入ろうか!」 ジロウ「…えっ」 リツ「え、なにその心底ドン引きした顔。始めに入ろうとしたの兄貴だろ!」 ジロウ「…入ろうか」 リツ「やめて!そんな生暖かな目で俺をみないでくれ!」 居たたまれないから、マジ辞めて。精神崩壊しそう。
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