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あなたが俺に溺れれば溺れる程
シミの様に俺の胸に広がって行く不安。
いつか外の世界の存在に気付いた時、
あなたはここから出て行ってしまう。
俺の胸から飛び出し
きっと二度と手に入らない所まで
遠く遠くまで逃げ去ってしまう。
例えこの関係が
あなたにとって夢だって構わない。
あなたにとって
この場所が偽りの愛の場所でも構わない。
あなたを失う位だったらいっそ
あなたの目を塞ぎ、
あなたの耳元に囁き続ける。
あなたには俺しかいない。
俺はあなたの全て。
あなたは俺を愛している。
end.
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