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与えられた余分な力
神様の?
細胞の?
どっちにしろきっと気まぐれでしかない。
その力は俺の運命を大きく歪ませる事しかしなかった。
俺はその力を恨み、
次第に諦め、
そして己の欲望の為使う道を選んだ。
己の運命と諦め
その力に身を委ねてしまえば
ねじ曲がった人生もそう悪いもんじゃねえ、
なんとなくだがそう思えた。
俺の力は金になった。
薄汚いギブ&テイクの末に
俺は膨大な金と大して役に立たない捨て駒、
そしてこの街の夜を手に入れた。
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