『海』
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ゆるゆると 時は崩れてゆきました 花の盛りの日々遠く 痛みばかりが気にかかる 汝(なれ)はあたしを掻き抱き ゆくなゆくなと泣く朝の ひかりも崩れてゆきました なお燦々と燦々と 降る、降る、蝉の音しげく 眠りも壊れてゆきました 汝の鎖骨のくぼみには 海の欠片の閃いて あたし溺れて ゆくもよしとす
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