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そんな出会いだったからこそ、俺は心からまなみを愛していた。
だから、この時のまなみの様子がいつもと違っていたので余計に不安を駆り立てていた。
しばらくすると、まなみが家から出てきて車に乗り込んだ。
俺は出来るだけ優しい声で
「どうしたん?」
と聞いてみた。
しかし、まなみからの返答は無い。
だか、急かしても意味は無いと思い待っていると…
「・・・子供、出来た。・・・」
意味が分からなかった。
「はっ?」
でも、時間がたつにつれ頭が覚醒していき喜びが支配した。
「結婚しよう!!」
まなみは泣いていた。
「・・うん!」
そしてお互いにキスを交わし抱き合った。
そのまま、まなみの家に行きまなみの両親に挨拶をしお母さんは、まなみと子供の心配をし俺には応援をしてくれた。
親父さんには殴られた。
でも、その後には泣いて喜んでくれ握手をし頼んだとお願いされた。
俺は、ぼんやりと(まなみの泣き虫は親父さん譲りなんだな)と考えていた。
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