裏切り…

2/8
前へ
/48ページ
次へ
仕事が終わり携帯を見てみると、まなみからの着信。 (おっ♪誕プレ渡すから来て?とかそんな感じの電話かな?) すぐにかけ直し、呼び出し音を口ずさみながら待っていると出た。 しかし、出たのは知らない女。 「もしもし。」 (えっ?誰?) 「えっ?誰?ゴメン俺、間違って電話した?」 「あっ…大丈夫です。まなみの携帯です。」 「そうなんや!良かった♪まなみは?」 「ちょっと・・・今、出れないので私が代わりに。」 「?何かあったん!?」 俺の心臓はうるさいぐらいに鼓動していた。 「・・・ちょっと・・・今から、まなみの家に来てもらえますか?」 「すぐ行く!!」 俺は急いだ。 そして、すぐにまなみの家に着くと、勢いよくインターホンを鳴らし焦れったい気持ちを押さえ待っていると、まなみとまなみの友達が出てきて 「駐車場、行こう。」 とまなみから言われ 「良かった。何も無かったんやな?分かった!」 駐車場に向かった。 その時にもっと覚悟しておけば良かった。 そうすれば少しは悲しみや怒りは減っていたかもしれないから…
/48ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1人が本棚に入れています
本棚に追加